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2010年8月

2010年8月28日 (土)

尼講のお説教

尼講が終わりました。

ご法話は難しいもので、お話のネタを朝から探すのですが、どうもしっくり来ず、まとまりません。ついにタイムリミットになってしまい、時期が??なのですが、墓参会盂蘭盆会の時に出した寺報に書いた真宗のお盆のお話をすることになってしまいました。

真宗のお盆は、単なる先祖崇拝ではなく、仏さま(ここにご先祖も仏となっておられるので含まれます)と出会い、おみのりを聴くところに重点があるのだとお伝えしました。

それから、仏教とあきらめることについて。仏教でいう「あきらめ」は一般的に使う意味とは違って「明らめ」なのです。自分の姿を明らかに見ること。そういう機会としてお盆をはじめとする法縁をよろこびたいと。

つたないお話で申し訳ありませんでしたが、住職の問いかけに一生懸命答えてくださった方もあり、何かを伝えることが出来たのではないか、とよろこんでいます。

2010年8月27日 (金)

尼講

お知らせが遅くなってしまいましたが、本日尼講を行います。

尼講

8月27日(金) 午後7時より

正信偈のお勤め・住職の法話 そのあとはお茶とお菓子とおしゃべりと

新しいお仲間大歓迎です。一緒に御法をよろこびましょう。

2010年8月23日 (月)

法然と親鸞

仁愛大学の公開講座で『法然と親鸞』の一回目を聴講。

資料を基に今回は法然と親鸞の幼児期の体験が非常によく似通っていることを指摘されていた。

親鸞聖人が法然上人を深く敬愛した理由は、こういうところにあったのかもしれませんね。

2010年8月17日 (火)

幽霊

お寺にいると、時折お墓が怖くないですか?とか、幽霊は出ませんか?と聞かれることは確かにあるのです。

少し古い記事ですが、あるブログに書いてあったのを見て、やっぱりこういう質問は多いのだなと改めて思いました。

怪談や幽霊の話が盛んな夏には皆さんの話題としてものぼっているかもしれませんね。

幽霊やお墓に関する疑問にきちんとわかりやすく浄土真宗的に答えておいでです。

興味のある方は、読んでみてください。

しかし、この方のおっしゃるように「幽霊より人間がこわい」というのは、ホントにそうですね。

お寺という場所

昨日お盆ということで、久しぶりにお寺に来られたおばあさんがおられた。

本堂に入っていただき、少しお話をさせていただいたが、昔のお寺の思い出を語っておられた。

子供の頃よくお寺においでになったこと。

その頃はお寺の境内が広くみえたこと。(うちはそれほど大きなお寺ではありませんが)

お寺というところが、人にとって記憶の中に大きく残っているところなのだと感じました。

以前に比べると、境内で遊ぶ子供、仏さまにお会いする子供が少なくなったことは確かです。

お寺の怠慢もあるのでしょうが、お寺がもっと人をつなぐ場でなければ、と思った次第。

2010年8月16日 (月)

天下泰平

ちょっと取り上げるのが遅くなりましたが、川村妙慶さんがブログで竹部勝之進さんの詩を紹介しておられます。
ある暁天講座で竹部さんのことを紹介していただいて以来、竹部さんの詩が気になっていましたので、なんだか嬉しく感じました。

天下泰平   竹部勝之進

   フッテヨシ
   ハレテヨシ
   ナクテヨシ
   アッテヨシ
   シンデヨシ
   イキテヨシ

私たちは、どうしても「すべてよし」とは言えず、現在の状況に不平不満を抱いてしまいます。

そういう不平不満を超えたところに阿弥陀様のお心は向いているのでしょう。

この詩を読まれたら、自分に向けられた阿弥陀様の願いに思いをいたしていただけたらよいと思います。 

お盆

14日15日は、お盆参りの日です。

特に、15日が正善寺ではピークになります。

午前中はある地域を歩いて回るのですが、なにぶん左膝の骨挫傷のため、きちんと正座が出来ないので、お参り用の椅子を持って回ることになりました。

自分で椅子を持って回ろうと思っていたのですが、その話を聞いて、皆さんが順番に次のお家に椅子を運んでくださいました。ありがとうございます。

それぞれのお家で、お茶を出していただき、お話をちょっとしてくるのですが、なにぶん軒数が多いので、ゆっくりというわけにもいきません。

椅子を持っていただいたときに、ちょっとお話しするのがいつもと違って新鮮でした。

同行二人という言葉もありますが、一人で歩く(短い距離ですが)よりも二人で歩く方が良いですね。

親鸞聖人も、一人の時には二人と思え。その一人は親鸞であるとおっしゃいました。

同行二人という言葉自体は四国のお遍路さんの言葉なのでしょうが、真宗にも聖人がいつも寄り添ってくださっている。阿弥陀様がおそばにいてくださっている。という感覚があるのですね。

お盆期間には、たくさんの方がお墓参りに正善寺を訪れてくださいました。

お墓参りも非常に大切なことなのですが、お寺に来られたのですから、本堂に入ってご本尊に手を合わせていただきたいと思います。

親鸞聖人も阿弥陀様もお待ちです。

ご自分の家のお墓だけでなく、ご先祖は阿弥陀様の浄土にいらっしゃる。

本堂のお内陣のお荘厳は、そのお浄土の様子をもしています。

お墓だけでなく、倶会一処のお浄土の姿をご覧になり、ご先祖を思うとともに阿弥陀様と親鸞聖人ともお会いいただきたいと思います。

(うかつなことに、本堂の鍵を開けたのに、前のガラス戸の入り口の鍵がかかっているのに気づかず、お墓参りの方に教えていただきました。いつも鍵をかけないでいるところなので、気がつかず、本堂にお入りになるおつもりがあったのに、お入りになれなかった方もおありかと思います。すみませんでした。)

2010年8月11日 (水)

真宗寺院の多いところ。

真宗寺院が多い県は、1位滋賀県2位福井県なのだそうです。

福井は、もちろん本願寺派、大谷派のお寺も多いのですが、真宗の本山が4か寺あり、蓮如さんの教化とはちょっと違う関係のお寺も多いのです。

ちなみに、正善寺のある国高地区は、真宗のお寺が多いのですが、いわゆる越前四か本山のいずれかを本山にしているお寺ばかりです。

真宗十派のお寺がそろっている県だとも聞いたことがあります。

弘誓の船

福井新聞「心のしおり」には弘誓の船についての文章が。

阿弥陀様によってお浄土に参らせていただく道は船路だと言われています。

今は交通機関が発達しており、船の旅でなくとも安全で確実な旅が出来ますが、歩くくらいしか移動の手段がなかった頃。

船で旅をするのは、とても楽な方法であったでしょう。

阿弥陀様の救済が、これほどの易行であるというたとえは、言い得て妙ですね。

2010年8月 7日 (土)

墓参会盂蘭盆会が終了

本日正善寺の墓参会盂蘭盆会をお勤めすることが出来ました。

ご参詣の方々ありがとうございました。

年番の方々、お齋の係の方々、大変お世話になりました。

ご法話いただいた岩見先生、よく分かるお話をありがとうございました。

前田さんには、勤行を取り仕切っていただき、ありがとうございました。

皆様のおかげさまで、良い法会が勤められたとよろこんでおります。

明日はご本山の墓参会です。どうぞ皆様お参りください。