お盆
14日15日は、お盆参りの日です。
特に、15日が正善寺ではピークになります。
午前中はある地域を歩いて回るのですが、なにぶん左膝の骨挫傷のため、きちんと正座が出来ないので、お参り用の椅子を持って回ることになりました。
自分で椅子を持って回ろうと思っていたのですが、その話を聞いて、皆さんが順番に次のお家に椅子を運んでくださいました。ありがとうございます。
それぞれのお家で、お茶を出していただき、お話をちょっとしてくるのですが、なにぶん軒数が多いので、ゆっくりというわけにもいきません。
椅子を持っていただいたときに、ちょっとお話しするのがいつもと違って新鮮でした。
同行二人という言葉もありますが、一人で歩く(短い距離ですが)よりも二人で歩く方が良いですね。
親鸞聖人も、一人の時には二人と思え。その一人は親鸞であるとおっしゃいました。
同行二人という言葉自体は四国のお遍路さんの言葉なのでしょうが、真宗にも聖人がいつも寄り添ってくださっている。阿弥陀様がおそばにいてくださっている。という感覚があるのですね。
お盆期間には、たくさんの方がお墓参りに正善寺を訪れてくださいました。
お墓参りも非常に大切なことなのですが、お寺に来られたのですから、本堂に入ってご本尊に手を合わせていただきたいと思います。
親鸞聖人も阿弥陀様もお待ちです。
ご自分の家のお墓だけでなく、ご先祖は阿弥陀様の浄土にいらっしゃる。
本堂のお内陣のお荘厳は、そのお浄土の様子をもしています。
お墓だけでなく、倶会一処のお浄土の姿をご覧になり、ご先祖を思うとともに阿弥陀様と親鸞聖人ともお会いいただきたいと思います。
(うかつなことに、本堂の鍵を開けたのに、前のガラス戸の入り口の鍵がかかっているのに気づかず、お墓参りの方に教えていただきました。いつも鍵をかけないでいるところなので、気がつかず、本堂にお入りになるおつもりがあったのに、お入りになれなかった方もおありかと思います。すみませんでした。)
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