ありがとう
仏教の声明が日本音楽の伝統の中にしめるところは大きい、といわれたり、儀式に使われる雅楽があったり、伝道に使われる仏教讃歌があったり、と仏教と音楽の関わりは大きいところです。
最近は、寺の本堂でコンサートを開くということも多いようで、ジャンルを超えていろいろな音楽とお寺という場が結びついているようですし、音楽を布教に取り入れる動きもあるようです。
ちなみに山元派本山證誠寺の七百五十回忌法要のプログラムにも仏教讃歌やジャズのコンサートが組み込まれています。
最近、三浦明利さんという方が、(若い女性です。)住職を務める傍ら、音楽でもご活躍ということを知りました。「ありがとう」という曲のCDを手に入れ、パソコンで聞いています。
ミュージシャンであるということと同時に、ご自身が僧侶であるということをきちんと踏まえておいでのようで、CDジャケットの裏面は、僧衣での写真。
「ありがとう」の曲も、仏教の教えにきちんと根ざしたもののように思えます。
ここまで生かされてきた証にありがとうを伝えよう
詞の一節ですが、報恩感謝の念がよくこの一節に表れているのではないでしょうか。
いろいろな方の「ありがとう」の言葉が、曲に挿入されていますが、なんだか関西方面の方が多いように聞こえますが。(言葉遣いやイントネーションから想像)そこが味わいになっているようにも思います。
HPがあり、三浦さんについてまとまった情報があります。興味のある方は、どうぞ。
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