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2010年10月30日 (土)

尼講でのお説教

少し遅くなりましたが、尼講でのお説教について。

山元派の御伝鈔は、本願寺系の御伝鈔と少し違うところがあります。

山元の名のいわれが書かれている「山元の章」が、下巻の第2段にありますので、

それを一緒に読みながら意味を取っていきました。

報恩講が近いので、報恩講で親鸞聖人の一代記とも言える御伝鈔をおあげすること、絵伝を余間に掲げ、それが御伝鈔とセットになっていること(正式には御伝鈔は、山元派の場合『一向真宗開山親鸞聖人伝絵』といい、「伝絵」(「でんね」と読みますが)というところが、絵伝とセットになっていることをよく表しています)、などをお話しいたしました。

正善寺では、報恩講の初夜に御伝鈔拝読をいたします。

夜のお勤めはなかなかお参りしにくいとは思いますが、御伝鈔を通して親鸞聖人の遺徳を偲ぶことにしたいと存じますので、ご都合のつく方は、是非、初夜のお勤めと御伝鈔拝読の席に連なっていただきたいと存じます。

報恩講 11月3日(水)

逮夜 午後3時より (お勤めの後 お齋があります) 

 正信偈真四句目下 

 念仏 五淘 和讃 五十六億七千万より次第六首

初夜 午後7時より

 正信偈草四句目下

 念仏 三淘 和讃 三朝浄土の大師等より次第三首

 御伝鈔拝読

説教 覚善寺様

「門徒報恩講勤行集」をお持ちの方はご持参ください。(お寺にも用意しておきます)

当日、勤行については説明のプリントをおわけいたします。どうぞ、ご一緒にご唱和ください。(逮夜の真四句目下げ 五淘は、ふだんのあげ方と違いますので、戸惑われる方もおられるでしょうが、わかるところだけでもけっこうです。一緒に親鸞聖人の作られた「正信偈」を唱和いたしましょう。)

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