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2010年10月24日 (日)

おてらくご

釈徹宗さんの「おてらくご」を読む。

お寺と落語をあわせた題である。

今回は、本そのものと言うより、付属のCDについて。

節談説教と浄土真宗に関係する落語がおさめられている。

節談説教は、最近よく取り上げられるようになってきたが、一時は、芸能とあまりに近いので、真宗教団では一段低く見られ、あまり顧みられなかった時期もあるという。

しかし、語り口の快さで、ご教義が染み渡ってくるような感じで、いいものだと思った。一度ライブを体験してみたいものだ。

落語は、スタンダードな「寿限無」と「お文さん」

「寿限無」は皆さんよくご存じだと思うが、「お文さん」は今はやる人がいないので、

勇気をもって高座にかけたという意味のことを言っている。

面白くないのでやる人がいない、などと自虐ネタで言っていたが、この話、けっこう私には面白かった。

幻の落語の復活なので、ここで内容を言わない方が良いのだろう。

本を買って聴く価値がありますよ。

絵もなかなか味があって、雰囲気を高めています。こちらもお坊さんなんだそうです。

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