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2010年11月 4日 (木)

報恩講

22_2

報恩講が無事終了いたしました。

たくさんのお参り、感謝の念に堪えません。

特に、今年は初夜の御伝鈔拝読のことを、逮夜の席でも皆様にお知らせしたり、尼講のお説教で取り上げたりしていたので、(このブログでも、お願いしましたね)例年以上に初夜のお参りが多く、御伝鈔をいつもよりたくさんの方に聴いていただけて、非常に嬉しく思っております。御絵伝に関心を持っていただいた方も多かったように思います。

宗教的儀式やその意味について、お伝えをするということの大切さを改めて確認した思いです。

また、ご唱和をお願いした正信偈のお勤めも、お内陣まで、多くの方のお声が届いておりました。逮夜の真四句目下念讃淘五ツは、あげる機会も少ないので、外陣からの声が届くことは、正直なところ無理かもしれないと思っていましたので、皆様のお声に、感動してしまいました。

本当にありがとうございます。

また、法話のお取り次ぎをしていただいた覚善寺さんはじめ、結集の僧侶の皆様にも感謝をいたします。

真宗の大きなテーマはなんと言っても「報恩感謝」であると思います。

言葉の上だけでなく、ハートで「報恩感謝」の念を感じさせていただいた、報恩講の法要でありました。

そして、何よりこのご縁を結ぶ機会を作っていただいた宗祖親鸞聖人への感謝の念を忘れてはいけませんね。

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コメント

報恩講お疲れ様でした。
いい報恩講だったようで何よりです。
早速写真も載せてくださって有難うございます。
立派なお寺ですね~。
各派によって御伝記に相違がありますが、
山元派の御絵伝もかなり興味深いです。

お疲れのでませんようご自愛ください。

ありがとうございます。

報恩講終了後、法中の方々のお話で、山元派の御絵伝のことが話題になりました。
本願寺さんのとはちょっとちがうということはわかっているのですが、山元の章がどんな絵だったのか、とか、派が小さいので、御絵伝をそろえようとすると、どうしたらいいのかとか・・・結構わかっていないところが多いのですね。

でも、こういうことが話できるのは、いいことだな、と思います。

村国という在所の山元派のお寺がお仲間になるのですが、若い方が多くなって、学ぼうとする姿勢が見えて、頼もしい限りです。以前は、他の方のお説教など聞かずに法中間でおしゃべりが通例でしたが、最近は皆さんお説教を聞きに本堂に結集です。(説教師の方は、ちょっとやりにくいのかもしれませんが)

お寺への風当たりが以前より厳しくなってきましたが、少しずつでも変わっていくといいですね。

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