新着情報 Feed

2013年8月17日 (土)

お盆

お盆の期間が終わりました。

皆様どんなお盆をお過ごしになったでしょうか。

正善寺では14日15日にお盆参りとなります。

7日に盂蘭盆会をしておりますので、お同行のうち、以前からお盆にお参りをしていたり、お参りの依頼があったお宅でお参りをしたり、ということになっております。

特に15日は一年で一番多くのお宅にお邪魔する日となります。

たぶんお念仏を唱える数も一年のうち、一番多い日であろうと思います。

ちょっと疲れる日でもありますが、ご縁のありがたさをたくさん感じることのできる日でもあります。

南無阿弥陀仏

2013年8月15日 (木)

本覚寺御堂コンサート

本覚寺さんの御堂コンサートに行く。

10年を超える歴史を持つコンサート。

毎年ご出演の金剛さんたちのJAZZは、もちろんすばらしく、今年も満喫。

今年は第一部で小馬崎達也&パンゲアの演奏が。

これが何とも東洋的な音楽で、お寺の音楽という感じであった。

小馬崎さんは主にギターを持っておいでだが、久乗編鐘という楽器の演奏者でもある。

お鈴がたくさんという感じの楽器だが、何ともいえない響きである。

お琴と篠笛もよかったし、パーカッシャン奏者の操る楽器の多彩さも興味深かった。

昭和三〇年代四〇年代に活躍したある物もパーカッションとしていい音色を出していた。

声明と合わせたり、お寺で演奏することも多いということだったが、納得の響きである。

盛りだくさんのプログラムで、楽しいお寺での夜のひとときであった。

金剛さんのHP http://www.congo-sax.com/

小馬崎さんのHP http://www.mt8.ne.jp/~pangaea/

2013年7月26日 (金)

墓参会・盂蘭盆会

墓参会・盂蘭盆会

8月7日(水) 午後3時より

正善寺では、上記のように墓参会・盂蘭盆会を行います。

今回は、御法話をやなせななさんにお願いいたしました。

コンサート形式で、ということになりましたので、例年と時間帯が変わっております。

午後1時半より「やなせななお寺コンサート」引き続き午後3時より「墓参会・盂蘭盆会」となります。お時間の間違えなきよう。)

勤行は『仏説阿弥陀経』

勤行のあと、お齋となります。

2013年5月 6日 (月)

井波別院・行徳寺

ある旅行の下見もかねて井波別院と行徳寺を訪ねる。

井波別院には大きな太子堂があり、そこには聖徳太子像が安置されている。

像は扉の向こうでみられないが、レプリカが置かれている。

Photo

太子伝会の時に絵解きを見たいと思っているのだが、そのことについても寺務所で丁寧に説明をいただいた。ありがとうございます。

 

行徳寺さんは赤尾の道宗さん開基のお寺。

 

道宗さんは蓮如さんに深く帰依し、妙好人と呼ばれる方。

 

庫裏は合掌造り。隣は岩瀬家。

Gyoutokuji行徳寺さん

Iwaseke岩瀬家

正善寺からは、次のお知らせ。

尼講 5月26日(日) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 

6月29日(土) 午前9時半より 申し込みよろしくお願いいたします。



2013年5月 1日 (水)

向源

思い切って4月29日(月)は、品川で4つのお寺(神社含む)で行われた向源というイベントに赴く。

私は正徳寺さんで行われた浦上さんの「死の体験ツアー」青江さんの「暗闇ごはん」

常行寺さんの「能・雅楽・声明」を。時間の関係で常行寺さんは能と雅楽の途中で退席(残念)。

浦上さんの「死の体験ツアー」青江さんの「暗闇ごはん」はずっと体験してみたいと思っていたもの。ようやく体験することができました。

それぞれの内容は、ご自身や「彼岸寺」さんのレポート等優れたものがありますので、そちらに詳しくは譲りたいと思います。

浦上さんのお導きで「死」を疑似体験。自分の「死」を見つめることができました。

演劇の心得もおありで、ファシリテータとして私たちを「死」の疑似体験へと導く浦上さんのお力はすばらしいものです。

宗教とは別の角度からの関心がもとであったそうですが、宗教が持っている本質をある意味で正面からとらえる取り組みだと感じました。

「暗闇ごはん」は、本来だと一皿ずつ出されるところを、イベント用ということで2段のお弁当の形で供されました。

「暗闇ごはん」参加者以外の方にもこのお弁当は供されていたようで、300食あまりを作られたようです。

目の前に供されたものが見えないという状況の下、いつもとは違う感覚が呼び覚まされて気もします。(でも、私は何を食べているか、さっぱり。お話自由ということで、周りの方の推測を聞きつつ、これは○○かな?と考えることに終始しました。ただ、2つだけ事前情報としてわかっていた素材があったので、それだけは正解。といっても素材がわかったというだけで、どういう味付けか?とか、一緒に口に入ったものは何かはわかりませんでした。)

おいしいのはもちろんですが、変わった素材、変わった味付けを、いつもと違う感覚で食するのは、非常におもしろい体験でした。

常行寺さんの方は、時間がなく、最後までいることができず残念でしたが、ある意味お寺というトポスにふさわしく、お寺というものを見直したい気持ちになる企画でした。

お庭のライトアップもすてき。

DJライブもこのお寺では行われていたようで、参加するイベントによって、お客さんの雰囲気もだいぶ違っていたのではないでしょうか。

初めての場所で、お寺を巡るというのは、観光ならあるでしょうが、こういうイベント参加ではあまりないように思います。

お寺を訪ねる人が、町を回遊する。こういう姿も、すばらしいと思いました。

何人かの方とは再会を果たし、何人かの方とは、近くにいながらすれ違ったようです。

お寺の持つポテンシャルの高さを再確認。

非常にいい東京行きでしたが、久方ぶりに歩き回り、長い距離を移動しましたので、ちょっとからだのきつさを感じつつ・・・

とてもいい体験をさせていただくとともに、多くのありがたいご縁を感じさせていただいた日でありました。

正善寺からは、次のお知らせ。

尼講 5月26日(日) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 

6月29日(土) 午前9時半より 申し込みよろしくお願いいたします。

2013年4月27日 (土)

はんこ縁録

正善寺でも6月29日(土)9:30~12:00 に諸行無常ズさんのワークショップを行いますが、諸行無常ズさんの麻田さんが「彼岸寺」さんに連載を始められました。

「はんこ縁録 消しゴムはんこのお坊さんが行く」という題です。

第一回は「消しゴムはんこのお坊さんです

リンクしてありますので、興味のある方はお読みください。

そして、諸行無常ズさんのワークショップにご参加ください。

お待ちしております。

福井県の方は正善寺へ。

石川の方は恩栄寺さんへ。

富山西部は善興寺さん、富山東部は善巧寺さんへ。

もちろん、ご都合に合わせて、会場をお選びください。

6月29日(土)
9:30~12:00
福井・正善寺(福井県越前市村国2-15-26) 

16:00~18:30
石川・恩栄寺(石川県加賀市山中温泉湯の出町タ-12)  

http://onneiji.net 
6月30日(日)
9:30~12:00

富山・善興寺(富山県高岡市中田4500-1)

http://zenkoji.or.jp 
16:00~18:30 

富山・善巧寺(富山県黒部市宇奈月町浦山497)
http://www.zengyou.net 

■参加費:2,000円(材料費込み)
■定員:30名

2013年3月28日 (木)

きのう届いたもの

昨日届いたもの。

仏教DM(はがき伝導)

伊豆からおはがきが。

煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします

                                    (歎異抄後序)

この親鸞聖人のお言葉を元に。(この部分は、親鸞聖人の仰せの言葉)

お伝えありがたく思う次第。

はがきには、法話会・研修旅行・コンサートのご案内も。

活発に布教活動をなさっている様子が伝わってくる。

金沢より法話会の案内。

御講師もすばらしく、すべてを御聴聞することはできないかもしれないが、御法座に連なりたいという気持ちが高まる。

正善寺からのお知らせ 

尼講 4月24日(水) 午後7時より

正信偈のおつとめ・法話・お茶とお菓子でおしゃべり

新しいお仲間のご参加お待ちしております。

蓮如上人に関連する回(蓮如講)となります。

2013年3月19日 (火)

本山お取り次ぎ

本山證誠寺彼岸会の1日目。

勤行のあと、お取り次ぎをさせていただきました。

お彼岸の説明と、以前お話ししたことがある第3願悉皆金色の願についてを組み合わせてのお話。

お取り次ぎとして、いいか悪いかよくわかりませんが、話の途中でご質問があったり、お話が終わったあと、寺務所でも質問が・・・

私としては、こういうご質問は歓迎です。

真宗には、談合という形態もあるので、膝つき合わせて御門徒とお話しするというのは、ある意味真宗らしいといえるのかもしれません。

実は密かに、お話ししたあと、談合(座談会)みたいにしてみたいと考えたりもしていたので、御門徒の方から私にその形を投げかけていただいたように思います。

本山の彼岸会は、明日・明後日と続きます。どうぞおいでください。

明日は正善寺の彼岸会(兼尼講)です。

彼岸会(兼尼講)

3月20日(水) 午前10時より

正信偈のお勤め

御法話 真宗出雲路派長慶寺副住職 泰円澄一法師

泰円澄師は2月に京都で行われた真宗合同布教大会にご出講になるなど、布教活動を展開しておられます。

絵本を使われての御法話スタイル。

興味のある方は、案内のあるなしにかかわらずお参りください。

2012年12月24日 (月)

これも遅れ気味…

これも以前のことの記述ですが・・・

19日には、ある法話の会に。

後ろに座っていた方が、歎異抄を携えておられる。

御講師のレジメには、その時お話しいただく歎異抄の一節が載せられているのだが、それに甘え、しばらく歎異抄を手に取っていなかった。

もちろん、ご紹介の一節はよく知っているのだが、自分の歎異抄やお話に向かう姿勢を問い直すことに。

御講師の新著を求め、携えていたところを認められ、お話の後、サインをしていただくが、そのときの会話を後ろの方がお聞きで、その方も手持ちの御著書にサインをしていただくことに。

そのとき、少しお話をさせていただいたが、事情でこの5月よりお寺の法務に携わっておられるとのこと。

お経を読むのが大変。勉強のために講座に出席しておられると。

この講座、いろいろな事情で自分が法務に携わると思っていなかったのに、急に住職になるなど、法務に携わるようになったお方も何人かいらっしゃる。

私も、法務を始めた頃のことを思い出す次第。

2012年11月25日 (日)

あなたは、かけがえのない存在なのだから。

川村妙慶『あなたはかけがえのない存在なのだから。』を読了。

すでに法話で取り上げたことを書いていますが、味わい深い御本ができました。

副題が「悩みの数だけ 仏は寄りそう」

それに関しては、「はじめに」に次のようにある。

 私のもとには、毎日のように辛い思いを訴える手紙やメールが数多く届きます。一つひとつに目を通し、どうしたら教えのことばを届けられるのだろうと考えます。仏のことばは迷い、苦しみ、すり切れそうな心にすっと染みわたって、心に響いてくるのです。

「悩みの数だけ仏は寄りそう」

 そうつくづく感じるほどに、多くの方々のお悩みに向き合うとき、私はあらためて仏のことばの深さ、温かさ、そして普遍性を実感します。それほどの力があるからこそ、こうして時代を経て語り継がれ、今も生き続けているのではないでしょうか。

 親鸞聖人や歴代の僧侶の「命のことば」をもとに悩み相談に回答していくといった体裁のこの本は、実際に妙慶さんという実に優れたフィルターによって、法語を生き生きとした形で私たちの前に示してくださっている。

 「仏のことばの深さ、温かさ、そして普遍性」は、確かに存在するものなのであろうが、そのことばの難しさのためになかなか一般には届かないうらみがある。そこを見事に取り次いでくださるのが妙慶さんだという印象を深く持つ。

私たちの悩みに仏と共に妙慶さんも寄りそってくださっているのだと感じる。

 この本は、一人一人が自分の抱えた悩みによってその人その人の向き合い方ができる本であるといってよいだろう。

Powered by Six Apart

カウンターなど