いのちの大切さ 伝えるゾ たけのっ子劇場
いのちの大切さ 伝えるゾ
豆役者二十二人仕上げに熱
越前市の劇団13日公演
今日の「福井新聞」には、たけのっ子劇場の公演を取り上げた記事が載った。
その記事の一部を紹介しておきたいと思う。
越前市の子ども劇団「たけのっ子劇場」第8回公演「霧のむこうのふしぎな町」は13日、導師文化センターで開かれる。同名の児童文学を題材に、魔法の世界に迷い込んだ少女の成長を、歌や踊りを織り交ぜながら丹念に表現する。5月からの厳しいけいこを乗り越えてきた子どもたちは、本番に向け一丸となって最終調整に励んでいる。
「たけのっ子劇場」は市内の老舗劇団「たけぶ絵」が、子どもに創作する楽しさを伝え、地域振興につなげていこうと二千二年に設立。毎年メンバーを募集し、元同劇団長の柴野千栄雄讃(66)が書き下ろした脚本をもとに、元気よく子どもミュージカルを上演、好評を博している。
今年の演目は、スタジオジブリのアニメ「千と千尋の神隠し」に影響を与えたとされる柏葉幸子さんの児童文学を題材に取り入れた。
”小学生の少女がピエロにいざなわれるまま霧を抜けると、魔法が飛び交う異世界に迷い込む。町の住人たちとの交流を通し、見過ごしてきた生命の大切さなどを学ぶ”というストーリーで、同市や南越前町の園児から中学一年生まで22人が演じ、運営面で支えてきた保護者7人も脇役で特別出演する。
(後略)
ということで、今一度公演についてお知らせしておこう。
第8回たけのっ子劇場公演
「霧のむこうのふしぎな町」
原作 柏葉幸子
脚本・演出 柴野千栄雄
日時 2009年12月13日(日) 午後2時開演
会場 越前市文化センター大ホール
チケット 一般 1000円 小中学生 800円 (幼児無料)
チラシの裏に書かれている物語の紹介をここに書いておきます。
~ものがたり~ リナは小学6年生。夏休みのある日、リナはお父さんがいるという「霧の谷」に一人で出かけた。源さんのリヤカーに乗って霧の谷をぬけると、おとぎの国のような不思議な町があらわれた。そこで出会った、「ピコット屋敷」のピコットばあさんと発明家のイッちゃん、料理人のジョン、そうじ係のキヌさん、ジェントルマンといったへんてこな住人たち。ここではみんな「働かざる者、食うべからず」 ピコット屋敷に下宿することになったリナは、ピコットばあさんに言われるまま、「生活費」を自分で稼ぐため。ナータの本屋さんで働くことになるが・・・。 一人の女の子が、霧の谷の人たちとさまざまな出会いの中で、今まで何気なく見過ごしてきた大切なことに気づき、成長していく模様を、楽しく、ちょっと切なく描く、子どもも大人も楽しめるファンタジーミュージカル。原作は、映画「千と千尋の神隠し」の原案にもなったロングセラーの児童文学作品です。 霧のむこうのふしぎな町 原作 柏葉幸子 脚本・演出 柴野千栄雄 作曲 一途(いちず) 振付 坪田律子 基礎レッスン指導 北島正徳 歌唱指導 脇田淳子 「霧のむこうのふしぎな町」を劇にしてくださって、とてもうれしく思っています。 リナがピコットばあさんが、霧の谷のみんなが、皆さんの心の中に住み込みますように! 柏葉幸子
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