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2010年5月29日 (土)

尼講

尼講でのご法話では、あたりまえと感謝のことに触れました。

運動不足と体が重い私は、先週いつもより歩く機会が多く、膝がちょっと痛いかなと重いながら歩いているうちに、今週になって結構痛くなってきました。膝をかばいながら歩いているので、その影響も出ているのかもしれません。

病院でレントゲンを撮ってもらったりしましたが、湿布貼っておけば直るでしょうと言われるくらいで、心配するほどではないのでしょうが、痛いものは痛い。動きも制限される。

普段は、足が痛くないのがあたりまえ。歩くことが出来ることに感謝をするということは、あまりありません。

でも、こういうふうに歩くのに困るとあたりまえが有り難いということに気づきます。

ちょっと視点を変えて、あたりまえと思っていることを見直しませんか?

あたりまえの中に、実は有り難い(=そうあることがむずかしい)ことがずいぶん存在していることに気づきませんか?

阿弥陀様の衆生済度の願いも、わたしたちは普段はあまり気にも留めません。

しかし、阿弥陀様の方から、私たちを救おうとしていただいていることのありがたさに気づくとき、報恩感謝のお念仏が出てくるのではないでしょうか。

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