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2011年4月 7日 (木)

釈尊と親鸞

龍谷ミュージアムで「釈尊と親鸞」を見る。

龍谷ミュージアムは、4月にオープンしたばかり。(知らずにいきました。・・・)

現代的な建物で、きれいな美術館。

(ちょっと不思議な構造?地下に受け付け、展示場が2階3階という)

浄土真宗は、阿弥陀如来一仏を信仰の対象とするので、お釈迦様は、阿弥陀様の本願を私たちに知らせることを出世本懐と考えます。

しかし、何と言っても仏教を開かれた方。お釈迦さもの教えを伝えていくという、時代を超えた強い思いを感じることができるグローバルな規模での展示だと思います。

阿弥陀様のことを思うのはもちろん大切なことですし、真宗門徒にとってはそれが第一義ではありますが、私たちに仏法を伝えていただいたお釈迦様が、民衆の心に生きていることを示す、様々な展示は、何ともいえない大きな感動を与えます。

4月8日(金)はお釈迦様のお誕生日。降誕会(ごうたんえ)や花祭りともいいます。

正善寺では特別なことは催しませんが、お釈迦様に思いを致したいと思います。

親鸞聖人については、750回大遠忌が、9日より西本願寺で勤まりますが、それにあわせた企画でもあり、多くの人が特別な思いをもってご覧になることと思います。

一部、京都市美術館の「親鸞展」と重なる部分もありますが、聖人関係の資料がたくさん展示されており、聖人をもう一度見直す機会ともなるでしょう。浄土真宗の法t燈が脈々と受け継がれてきたことが感じられます。

また、「ベゼクリク石窟寺院復元展示」は、注目すべきものだと言えるでしょう。各国に散らばっている資料をつなぎ合わせ、ディジタル技術で復元するという興味深いもので、その回廊の復元展示には圧倒されます。

機会があれば、ご覧になることをおすすめします。

参照 龍谷ミュージアム

    

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