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2011年6月16日 (木)

誰のもの (1)寺の役割

すっごく前の記事になってしまいましたが、久しぶりの「親鸞なう」フォローを。

寺の役割」今回は「寺の役割」というより「誰のもの」がメインになっているような感じがする。

真宗寺院は「門徒のもの」といわれる。記事のなかにもあるように、住職も門徒のなかの一人というのが、真宗での位置づけだと言ってよいのだろう。

お寺に住む門徒が住職だという言い方もある。

「真宗の寺は、門徒たちが集まって仏法を聞く場。住職は寺を預かり住まわせてもらっているが、門徒と同じ立場だ」熊谷純成住職のことばは、そこのところを語っている。

寺院の建設、改修にも、たいていの場合門徒さんに負担をお願いすることになる。

もちろんお金のかかることをなぜしなければならないのかという声も出て当然だという気がする。

理解を得るのも大変だ。

お寺を立派に と思う気持ちもあれば、負担をかけたくない、負担をしたくない、という気持ちもあるだろう。

そこには、門徒さんにも「寺は門徒のもの」という意識を持っていただくことが大切だし、住職にもこの意識は欠かせないのだと思う。

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