御遠忌終了
真宗山元派本山證誠寺での宗祖親鸞聖人750回御遠忌が、無事終了いたしました。
真宗十派の中で一番小さな派の御遠忌で、他派の御遠忌と比べれば見劣りするところが多いものと思いますが、大きな法要を無事勤められた喜びをみんなで分かち合うことができました。
御同行御同朋と親鸞聖人はおっしゃいましたが、750回御遠忌は、まさしく御同行御同朋の繋がりのなかで行われたものであったと、不思議なご縁に感謝する次第です。
宗務長様参勤・宗主様参勤は、他派の宗務長・宗主様をお迎えしての法要で、一番心を砕き準備を重ねたところですが、多数の皆様の参詣もいただき、無事勤め上げることができたのは大きな喜びであります。
また、仏教讃歌の夕べも、お歌で仏法をお伝えいただき、ありがたい催しでありました。
ジャズで聞く法語朗読も音楽のすばらしさはもちろん、朗読という声の表現が、これほど心を打つものであるかと、認識を新たにさせていただきました。
延塚知道師のご法話は、残念ながら少しずつしか聴聞することができませんでしたが、たくさんの方が仏法のすばらしさ・聴聞の喜びを感じられたことでした。
何人もの方から、御聴聞の感動をお伝えいただき、よいご縁を持たせていただいたと慶んでおります。
この御遠忌法要が皆様に親鸞聖人のみ教えをお伝えする機縁となったことを喜びたいと存じます。
御遠忌お疲れ様でした!
きっと素晴らしいご法要だったのでしょうね。
だんだん各派の御遠忌が終わっていきますから、少し淋しい気分になります。
準備段階から、宗門上げてのご法要だったでしょう。
その努力が多くの方々に伝わったことでしょうね。
大法要には普段お参りされない方でも、お参りされます。
そのまたとない機会に、お念仏の喜びをお伝えできることは
有難いことですね。
大変お疲れのことと存じます、どうぞご自愛くださいませ。
投稿: saihoji | 2011年6月13日 (月) 22:39
saihouji様、コメントありがとうございます。
いろいろなことに恵まれた御遠忌法要だったと思います。
終わった後の寂しさ、空虚感というのも、そろそろわき起こってきているようにも思います。
志納の受付が当初の予想を超えたということで、親鸞聖人のご縁に連なる人の多さにいまさらながら感じるところがありました。
他派のわげさをかけた方もたくさん見受けられ、多くの人とご縁を結ぶことができたと慶んでいます。
たしかに、つかれましたね…・ありがとうございます。
投稿: 住職 | 2011年6月14日 (火) 06:25