門徒の思い 寺の役割(9)
遅れている上に、見事に滞っている「親鸞なう」フォローを久しぶりに。
真宗の教えを継承する人が少なくなっている。
そういう危機感が門徒さんのなかにもある。
そこを、自分には関係ないと通り過ぎるか、継承すべきと働きかけをするか。
門徒たちが自主的に始めた聴聞会「お浚(さら)い講」をまず紹介する。
あまり体系的に宗学やお聖教を学んだことがない私には、こういう学習会形式の集まりはよく分からないが、参加の門徒さんは、非常に熱心なようだ。
教えを求める真剣さ、大切なことだと思う。
「振り向けば、(教えの)バトンの受け手が少なくなっていた。今の危機的状況をどうすべきか、自らに問い掛ける意味があった」と言うのは、山田清人さん。
寺の配置や学習会の開催を提言していらっしゃるようだ。
寺の配置について、統廃合については、すぐにできるものではないと思うが、ある程度視野に入れておかなければならないことだと思う。
山田さんは「近くて便利な、コンビニ感覚で参加できる真宗の学習会が必要だ」と呼び掛けている。
お寺の数が、コンビニより多いのだそうだ。(注)
門を閉ざすのではなく、気軽に来ていただける場所。
そういうのが理想だと思う。
(注)
山田清人さんから、「親鸞なう」で、山田さんはこのようなことを述べていないとご指摘がありました。山田さんによれば、本願寺派寺院10279ケ寺、コンビニ上位5社 37919店舗だそうです。
この部分は、私の感想の部分で、ある御講師のお話やウェブ上で見たものを元にしており、全宗派のお寺の数として述べています。統計上の確認をしているわけではないので、間違いであるなら、ご指摘いただければ幸いです。
山田清人さんが「親鸞なう」でおっしゃっているわけではありませんので、ご了解くださいますようお願いいたします。尚、記事にリンクをしてありますので、山田さんのご発言をご参照ください。
山田さんのご指摘には、深く感謝申し上げます。
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