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2012年1月23日 (月)

鈴木大拙館

鈴木大拙館を訪れる。
開館100日近くという新しい施設だ。
鈴木大拙館における展示は、単にものを鑑賞する場とせず、来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針としています。
展示空間で配置される書や写真、著作など鈴木大拙を真っ直ぐに伝える芯のある資料から大拙を「知る」ことに始まり、学習空間で鈴木大拙の心や思想を「学ぶ」ことを通し、さらに、思索空間で自ら「考える」ことに至る3つの行動を、施設計画と一体となって展開する構成としています。(展示計画の方針
この館の魅力は、ここに示されているごとく思索空間で自ら「考える」ということを目指しているところだろう。
大拙に関する展示はそれほど多くはないのだが、その展示から何かを伝え聞き、自らこの空間で考えることによって大拙を知る。
そのような空間としてこの間はあると言っていいのではないか。
日曜に訪れたため、それなりに多くの来館者があったが、本来ならば他に来館者がいないときに訪れてみたい場所である。

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