救い
浅田正作さんの詩を紹介しようと思います。
救い
難しいことなんか
なんにもなかった
たった一言の
何でもない言葉が
この胸に落ちれば
それでよかったのだ
浅田さんは深い悩みの中にいたのでしょう。きっとお念仏を唱えながらも、迷いの闇から抜け出ることがずっとできなかった。
あるときお念仏が本当に素直に喜べたのでしょう。信心獲得の姿ですね。
そこから仏さまの広大無辺な世界が広がっていったのでしょう。
それが「救い」であったのだと気づかれた。
我々も「南無阿弥陀仏」を唱えながらも、信心をきちんと胸に抱いているかどうか。
そして、お念仏の持つ力に気づくところに回心があるのでしょうね。
「南無阿弥陀仏」
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