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2009年9月29日 (火)

尼講での法話

23日の尼講では、こんなことをお話ししました。

川村妙慶さんの新著『あなたは、あなたでいい』の「自分をじっくり知ろう」を紹介。

真宗は、死んだ人を供養することは主眼ではなく、今生きている私に向けた教えであるのです。

〈自分をじっくり知る〉ということは、教えを受け取るのに是非とも必要なことなのです。

「“どういう人間として生きるのか”という自明(自分を明らかにすること)が、何よりも大切です。」

「自分という中身をしっかりと見てほしいと願う教えが、仏教です。」

(「自分をじっくり知ろう」より)

お彼岸は到彼岸ともいいます。仏の国に到達することです。

どうすれば仏の国に到達できるのか。

それは自分をよく見つめることです。

阿弥陀様は、光の仏さまです。(無量光)

阿弥陀様の光に照らされたとき、自分の姿が明らかになります。

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