尼講での法話
23日の尼講では、こんなことをお話ししました。
川村妙慶さんの新著『あなたは、あなたでいい』の「自分をじっくり知ろう」を紹介。
真宗は、死んだ人を供養することは主眼ではなく、今生きている私に向けた教えであるのです。
〈自分をじっくり知る〉ということは、教えを受け取るのに是非とも必要なことなのです。
「“どういう人間として生きるのか”という自明(自分を明らかにすること)が、何よりも大切です。」
「自分という中身をしっかりと見てほしいと願う教えが、仏教です。」
(「自分をじっくり知ろう」より)
お彼岸は到彼岸ともいいます。仏の国に到達することです。
どうすれば仏の国に到達できるのか。
それは自分をよく見つめることです。
阿弥陀様は、光の仏さまです。(無量光)
阿弥陀様の光に照らされたとき、自分の姿が明らかになります。
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