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2010年8月 2日 (月)

おとき

昨日は福井でご法事。

親戚の方もたくさんお集まりで、賑やかなご法事であった。

ご法事が終わって、おときをご一緒させていただいた。

以前は、ご自分の家で料理をお作りになり(魚屋さんからとるものもあるが)法事が終わるとその場にお膳を並べておときになるというパターンだったが、最近は料理屋さんに出向いていただくと言うことがほとんど。

この傾向をどう考えるかはいろいろあるだろうが、ご家族の皆さんが(特に女の方が)食事の用意のために御法座の場にいることが出来ないということが多かった以前の形と違って、仏さまに向かっていただけるところは良いことだと思う。

料理屋さんを使うと、料理が順番に運ばれてくる。以前ははじめにお膳にすべてセットしてあったので、亡父から「おときには長居するものではない。1時間程度でご無礼するものだ」と言われたが、料理を急いで出してもらうことになったり、ご家族の方々にいらぬ気遣いをさせることになることが多くなった。それで、最近は料理屋さんでのおときは、料理がすべて出て、施主のご挨拶が終わるまでいさせていただいている。

ゆっくりしていると、いろいろと話をすることが出来るし、近しくもなれる。場合によっては仏法の質問をお受けすることもある。最後までいるのも、良いのではないかと思っている次第。(この日は、ゆっくりとしていただいているので、嬉しいと言っていただいたし)

鯖江本山で暁天講座をお聴聞させていただいたが、関係する方とお話をする機会を得た。鯖江派には知っている方も多く、本当は終わってから挨拶すべき方がたくさんおられたのだが、ヒザの治療に向かうため、終わるとすぐに福井に向かっていた。私が聴聞に来ているとたくさんの人が言っていたと聞いて、ご無礼したな…と反省。多くの方のお会いできるのも、御聴聞のすばらしいところなのである。

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