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2010年11月24日 (水)

サムシンググレート

真城義麿さんの「幸せの見つけ方」というCDを聴いている。

その中で、村上和雄さんが言う「サムシンググレート」を紹介している。

「福井新聞」の「心のしおり」で藤栩霊昌さんも「サムシング・グレート」と題してご法話されている。

「心のしおり」では、「アミダと名付けるサムシング・グレートを含む絶対無限のはからい」とあるので、必ずしも村上さんの言葉をそのまま使っているのではないのかもしれない。

村上さん自身は、ある特定の宗教の枠組みの中で、その宗教の神を「サムシンググレート」に想定している節もあるようなのだが、科学を超えた、生命の「サムシンググレート」としか言いようのないものの存在は、確実にあるような気がする。

他力は本願力なのだが、人知を越えたところの何かのお働きによって、人間や生命は支えられており、それを見落としていては、人間社会だけの限られた知見による偏狭な価値観で生きていくことしかできないのだろう。

それぞれに「サムシンググレート」は想定されて良いのかもしれないが、まさしく「サムシング」としか言いようのないお働きに気づくことが大切なのであろうと思う。

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