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2011年7月20日 (水)

鯖江本山暁天講座

鯖江本山(真宗誠照寺派本山誠照寺)の暁天講座を御聴聞。

講師: 花岡静人 師(本願寺派布教使 奈良県 勝光寺)
題: 「親鸞聖人と法然聖人」

流れよどむことのないご法話であった。

病院の御たとえ、(病室は4棟4号室を選ばないのに、見舞金は4万4千円を選ぶ)

は、作り話と断りながら、聴いているものをどんどん惹きつけていった。

法然上人を、本派では法然聖人と記すと決められたことに関する話は、疑問に思っていただけに、興味深かった。

曇鸞大師の蝉のお話も興味深かった。(現代語訳で掲げておく)

「たとえば蝉は春秋を知らない。ゆえにこの虫は夏ということも知らないのである。ただ人間がそれを知って、蝉が鳴くのは夏だというだけである。十念によって往生の業事が成就するというのは、神通力をもっている仏がいわれるだけである衆生においては、ただ念仏相続して他のことを考える必要がないのである。」
       曇鸞大師

断片的であるが、一端を知っていただけるなら幸甚である。

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