新年
新年あけましておめでとうございます。
今年も除夜の鐘を聞きつつ、本堂で12時より正信偈のお勤め。
参詣の方々にご挨拶。
お勤めをしている間にお参りになられたお方とは、ちゃんとご挨拶ができませんでした。失礼いたしました。
村国は他のお寺や神社をまわられる方が多いので、新年と共にお参りいただく方、日中にお参りいただく方と様々です。
五月雨式でおいでになるので、もしかすると気づかず、ご挨拶できないこともあると存じます。失礼の段ご寛恕を。
多くの方と新年のご挨拶を交わしますと、新しい年を迎えたのだという感覚になってきます。
お正月はめでたいものですが、一休宗純は正月に杖の頭にどくろをしつらえ、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたということです。
正月は、冥途の旅の一里塚
めでたくもあり、めでたくもなし
という歌を詠んだと言われております。
「冥途の旅の一里塚」と言われるその中には、刻一刻と死が近づいているという認識が潜んでいるのでしょう。生の実相と言ってもよいかもしれません。
そんなことを頭に浮かべつつ、正月を迎えた次第です。
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