談合
ある講座でのこと。
御講師が「談合」は真宗の用語であると。
(「談合」 話し合うこと。話合い。法座。
一 山科にて御法談の御座候ふとき、あまりにありがたき御掟どもなりとて、これを忘れまうしてはと存じ、御座敷をたち御堂へ六人よりて談合候へば、面々にききかへられ候ふ。そのうちに四人はちがひ候ふ。大事のことにて候ふと申すことなり。聞きまどひあるものなり。 (「蓮如上人御一代記聞書」))
講座終了後、ある方が
「談合でもしましょうか?」 と。いたずらっぽいほほえみを交えつつ。
「御示談も真宗用語ですし…」と返す。
(「御示談」 浄土真宗の経説や教義について、自らの味わいや思いや疑問に思ったりしたことを問い答える)
「では、談合して示談ということに・・・」
真宗の御門徒以外の方(真宗の御門徒でもこの言葉をご存じない方も)がお聞きになったら、「いったい君たちは何をするんや」と言われそうな会話でした。
残念ながら私はその後用事があり、きびすを返して帰路につきました。
談合はどうだったのでしょうか?
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