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2013年2月26日 (火)

経営は仏教語

最近寺院経営という面からの言葉だと思われるが、「経営」は仏教語であるということをよく目にするように思う。

あるペーパーによってその説明をみてみたい。

経営とは仏教用語であり「自分の人生をどう営んでいくか」「自分自身をどう生かすか」という意味です。

自分の人生をどう営むか、自分自身をどう生かすか、ということを考えると、資本主義の現代日本において、お金のことを抜きにすることはほぼ不可能に近いのかもしれない。

しかし、お金にとらわれるというのでは、仏教的でないのはいうまでもないだろう。

もしドラではないが、ちょっとだけドラッガーの考えたことを知りたいと思い、そちらの本をひもといたり、寺院経営という話を聞く機会を持ったりしているが、そこで思うこと。

企業とは何かを知るためには、企業の目的から考えなければならない。企業の目的は、それぞれ企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会である。企業の目的は一つしかない。それは顧客を創造することである。

                         「マネジメント エッセンシャル版」

企業を、お寺と置き換えれば、そのまま通じるところ。

お寺は顧客を創造する、ということが大切なのだ。

そこで私の頭は、空中分解するのだが、(正善寺の顧客は、いったいどういう人なんだろう?どうやって顧客を創造するんだろう?)そこは、お寺の目的が問われているのだろう。

まだ見えてこない。

「経営」関連で、

以前「ニーズからウォンツへ」と述べた方がいた。(お坊さん)

ここに書いたのだが、「ウォンツ」は欲。仏教寺院として「ウォンツ」を目指すことに疑問を感じる。

「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。

                           「マネジメント エッセンシャル版」

「最低限、満たされた状態からさらに高い満足を得たい欲求」をウォンツというのだという。(早嶋聡史「ドラッガーが教える実践マーケティング戦略」)でも、やはり「少欲知足」をいう仏教にはなじまないような気がする。

ウォンツに応えるのではなく、顧客にホスピタリティを感じていただき、布施の心を持っていただく。という風に考えたい。

でも、どうやって、ホスピタリティを創造し、顧客に提供するのか???

とまた頭が爆発するところである。

戯言のご披露となりました。失礼いたしました。

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