還座式
ネットでいろいろと真宗関係の記事を見ていましたら、東本願寺の還座式のことを教えられました。9月30日のことなので、不明を恥じつつ、このことに触れてみたいと思います。
還座式とは、親鸞聖人の木像を、阿弥陀堂から修復なった御影堂へと移し、元の場所にお戻しする儀式。
僧侶が100人ばかり行列に参加し、御像に手を合わせた門徒・僧侶の数が1万人以上ということ。
これは750回忌を迎えるための準備の一つ。
参加の人数を見て、圧倒されますが、大仰な行事を親鸞聖人ご自身がどう思われるかは定かではありませんが、親鸞聖人を讃仰する方がこれだけたくさんおられるということは、少なからず感動しました。
親鸞聖人の教えに、これだけ多くの人が教え導かれ、親鸞聖人との出会いをよろこばれているのですね。
派は違いますが、同じ親鸞聖人の教えに遇うものとして、この事実は非常に心励まされるものといえます。
親鸞聖人の教えが800年以上も受け継がれ、多くの人が導かれたことを見直し、新たなる思いをいたすことが、750回忌を迎えることの一つの意義であることを確認した次第です。
合掌
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