明日は報恩講
明日は正善寺の報恩講です。
皆さん、お参りくださいね。
明日、皆さんに配る寺報から一部抜粋。
THE SHOUZENJI TEMPLE
正善寺の寺報の第2号をお届けいたします。今回は報恩講ですので、報恩講についてお伝えいたします。併せて、報恩講のお勤めについてもお知らせいたします。どうぞ、皆さんご一緒にご唱和ください。
報恩講について
●親鸞(しんらん)聖人の徳に報います
報恩講は浄土真宗門徒(信徒)にとって、一年中でもっとも大切で、親しみ深い行事です。浄土真宗の御教えを明らかにしてくださった宗祖・親鸞聖人の法要だからです。
聖人は弘長二年(1262年)十一月二十八日、九十歳の生涯を京都でとじられました。そして聖人ののこされた徳をしのんで、毎月二十八日に門徒たちによって、お念仏の集まりが行われるようになりました。これがさらに大きく広がって、法会(ほうえ)の基本となる形ができあがりました。
そしてこの法会の集まりを「講」というようになりました。聖人のご恩に報い、お念仏を一層ありがたく味あわせていただこうということから「報恩講」と呼ばれるようになったのです。
●本山とご家庭のおつとめ
おつとめの期間は、ご本山では十一月二十一日~二十八日までつとめられます。
さらにこの期間と前後して、末寺や一般の家庭でもおつとめをします。
ご家庭でのおつとめは特別むつかしくはありません。秋から冬にかけて家族そろっておつとめできる日に、住職とともに正信偈(しょうしんげ)《聖人が示された浄土真宗のもっとも大切な教えが説かれたもの》をあげましょう。この時のお仏壇の荘厳(しょうごん)《お飾り》は、ローソクは赤、打敷(うちしき)は金襴などのあざやかなものにします。
ご家庭での報恩講について、予定ややり方など、住職にお聞きになりたい方はどうぞご遠慮なくおたずねください。今まで報恩講をやっていなかったおうちでも、今年からやろうということでしたら、御仏縁に遇うよい機会ですので、どうぞおはじめください。
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