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2009年12月 6日 (日)

妙慶尼流「悩む女」こそ「幸せ」になれる  抜き書き

『妙慶尼流「悩む女」こそ「幸せ」になれる』の表紙には、蓮の花の絵が使われてい

ます

それに関連して、「はじめに」より。

 この本の表紙は「蓮の花」です。

蓮は、日の光をいっぱいに浴びて、水面にきれいな花を咲かせますね。

実はこの花を咲かせているのは、暗くて深い泥の中に蓮が張り巡らせている

「根」なのです。

「泥」と聞くと、ちょっと「汚い」と感じてしまうかもしれません。

でも、泥の中にあるたくさんの栄養を根が取り入れてくれるからこそ、蓮はき

れいな花を咲かせることができるのです。

“日の光”と“泥の栄養”、この二つから蓮は花を咲かせるのです。

そしてその泥が私たちの抱えている苦悩なのです。

きれいな花も泥から栄養をとっている。そして泥とは「苦悩」なのである、とありま

す。

仏教では、蓮の花は重要な花です。

仏さまは、蓮台に乗っておられます。

泥があってこそ花ひらく。

苦悩があるかからこそ、人生が花ひらく、ということなのでしょう。

苦悩に必要以上に執着することはありませんが、苦悩があるからこそ、私たちの

人生も輝くといえるのでしょう。

そんなことを教えていただいているのだなあと思って、この一節を味わいました。Photo

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