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2010年10月 5日 (火)

こんな時親鸞さんなら、こう答える

川村妙慶さんの新著「こんな時親鸞さんなら、こう答える」を読了。

難しいことをやさしく語ってくださる。

「親鸞さん」が、そして仏法が、妙慶さんをして語らせているという感じがする。

「「思い込み」を捨てる48のヒント」ともあるが、私たちは、自分の「思い込み」と自分とのギャップから苦しみを作り出しているのかもしれない。

その「思い込み」を捨てるのは、容易ではないのだが、とらわれている自分を知り、現実の自分を見ることは大切だと思う。

私の希望したことは与えられませんでしたが、与えられなかったことで、、私は大きな学びを与えられました。仏法に出会ったのです。(「あとがき」より)

これは妙慶さんの回心の表明であり、覚悟の宣言のように私には思われる。

こうすれば必ずうまくいくという感じでハウツーを説く本が多いが、この本の中には、等身大の妙慶さんの悩む姿や仏法に出会った喜びが至る所に読み取れるように思う。

決して上から諭すのではなく、御同朋としての目で書かれている。

一緒に仏様に遇いましょう。と呼びかけられているようだ。

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コメント

いつも 温かいブログをありがとうございます。
また新刊のご紹介をいただき恐縮です。
今後ともよろしくお願いします。合掌

コメントありがとうございます。
良い本をありがとうございます。
身近にも、本を心待ちにしている人が多いので、これからもよろしくお願いいたします。

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