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2011年6月25日 (土)

後継ぎがいない 寺の役割(5)

1ヶ月遅れの「親鸞なう」フォローになります。

後継ぎがいない

真宗寺院は、多くが世襲制になっているはずだから、少子化の現在、この問題は避けて通れない。

世襲という制度が受け入れられづらくなっているという面もある。

(寺の長男が、寺を継ぎたくないという例が結構あるようだ)

寺院経営の難しさという面もあるのだろう。

記事では、西教寺の新住職を迎える行事「奴(やっこ)のお練り行列」の紹介から始まる。

この行事、どんなのだろう?私は見たことがないので興味がある。

永平寺地方の風習なのだろうか?

ともあれ、新住職を迎える喜びを伝える。

「寺を継ぐ人間が減っているということは、逆に言えば、寺をやりたい人間にとってはチャンス。(寺の子弟以外にも)もっと門戸を開いていくべきだ」と言うのは、託願寺住職牧野豊丸さん。

これは一つの見識だろうと思う。

教えを伝えるのは、必ずしも世襲である必要はない。

ご信心を伝えることのできる人であれば、寺を運営することは十分可能だろう。

「『寺にいる』『寺に入る』意味を自分自身に問うことが大事。(僧侶を)職業として選び取る、という態度でなければ生き生きした道場にならない」との牧野さんのことばは、世襲によって住職となった身にも、肝に銘じておかなければならないことだろうと思う。

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