働く女性から転身 寺の役割(7)
「働く女性から転身 寺の役割(7)」は、企業戦士から坊守住職と歩んだ教順寺の小泉雅子住職を取り上げる。
次々と寺の後継者が亡くなり、寺の住職となられたようだが、そのあたりの大変さは察してあまりあるものだったろう。
お寺に足を運んでいただこうと様々なイベントを企画する企画力はすばらしいが、これも強い思いがあったからなのだろうと思う。
小泉住職は会社を辞めて、寺に帰った日の感覚が忘れられないという。「本堂で手を合わせたとき、肩の力がすーっと抜けていった。すごく温かなものに包まれた。本堂の空気が私の心を解きほぐしてくれた」。小泉住職の活動は、「会社で一生懸命働く人たちに、自分と同じ気持ちを味わってもらいたい」という願いが出発点になっている。
最後の部分の引用だが、お寺がこういう場であってほしいものだと思う。
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