限りない世界
森田真円先生のお話をご聴聞する機会に恵まれる。
「限りない世界」と題して。
非常にわかりやすく仏様の教えをお伝えいただいたとよろこぶ。
たとえや例がまさしくその通りと思われるようにぴたりとはまり、なるほどそうであったと頷くところが多い。
昨日紹介した「悉皆金色の願」は、このお話の締めに出てきた。
私たちの命は、つながっている命で、私だけの命ではない。
私たちは阿弥陀様に願われている存在なのだ。
ある意味、真宗門徒にとってはなじみ深いところをお示しになった後、「悉皆金色」という言葉をご紹介いただく。
徳永道雄師のエピソード。
ノートに大きく「ものみな金色」と学生に書かせたと。
大切なもの(ここでは阿弥陀様の願い)がすぐそばに当たり前のように存在する。
私たちはそうでありながら目の前ばかり気にして、金色であるものに気づかない。
「南無阿弥陀仏」の念仏を称えるとき、まわりの「金」に目を向けていきたいものだと思う。
尼講お講むすび
本日(2月23日) 午後6時より
正信偈のおつとめ 法話 おとき
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