ご法事にて
あるおうちのご法事。
最近、亡くなられた方がおられ、存命中にご法事の約束を。
中陰中ですが、お約束通りに法事をつとめることに。
亡くなった方が家長で、お仏壇周りのことを取り仕切っておられたので、いろいろとわからないことがあり、捜し物をしていただくことに。
お仏壇の引き出しの中から、宝くじが出てきて、そちらの方に話題が集中。
真宗は基本的に現世利益(げんぜりやく)を言うものではありませんから、お仏壇に宝くじを保管したからといって、その宝くじが当たるというわけではありません。
しかし、思わぬところから亡き人の思い出につながっていきます。
そういうご縁も、年回忌法要で皆様が集まり、仏様に手を合わせるというところから生まれたもの。
そのことをありがたく思う次第です。
お布施の表書きも、故人が存命中に用意されていたもの。
想いが伝わってきたように感じました。
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