自分をちょっと休めるコツ
川村妙慶さんの「自分をちょっと休めるコツ」を読む。
鎌田實氏の「がんばらない」ではないが、私たちはむやみにがんばってしまいがちなのかもしれない。
「がんばる」は「我を張る」に通じ、実はとらわれを表す言葉だともいわれる。
「我」のことしかみることができない状態での「がんばる」は、あんまり良いことではないといえるのだろう。
表紙には「がんばりが空回りしているあなたに」との言葉もある。
疲ればかりがたまっているときの効果的な解決方法が「自分を休めること」
いわれてみればその通り。でも上手に休めない!と思っている人が多いのではないか?
間違った解釈やこだわりなどの「ムダな考え」をやめること。
「がんばる」は「ムダな考え」にとらわれることとも言える。
そこから離れるには?
そういうことを、実際の生活の場面に起こりがちなことを通して、解決のヒントを満載している本。
ただ、単なるノウハウではなく、その底流には、仏教の、そして親鸞聖人の智慧がある。
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