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2013年3月23日 (土)

漫画歎異抄

いろいろと読みかけの本はあるのですが、漫画は一気に読んでしまいます。

『漫画歎異抄』(作 岡橋徹栄 画 広中健次)を読みました。

元になる本を紹介する漫画というのは、ともすれば内容が薄かったり、自分の印象と違っていて、元の本のイメージを損なったりということがありますが、この本は、脚色があったり、おもしろさを出したりする部分はありますが、『歎異抄』の内容をきちんと伝えることができているように思います。

原作者の『歎異抄』理解が、とても深いところに到達しているのだと思われます。

「あとがき」に書かれていることですが、あるお寺の前住職が亡くなる前、『歎異抄』を読んでくれとお求めになり、涙を流すことが重なったのだそうです。

それを聞いて、岡林さんはご住職(義弟に当たられるそうです)になぜ『歎異抄』だったのかと尋ねられた。

そのお答えが「ありがたかったからじゃないですか。」

それまで教科書としてしかみていなかった岡林さんに、そのお答えが引っかかったのだそうです。

詳しくはご本に譲るとして、岡林さんにとって親鸞聖人の肉声を伝える書としての『歎異抄』との出会いであったのでしょう。

(『歎異抄』は唯円房の作とされていますが、親鸞聖人はご自分でご自分のエピソードは語られなかったので、『歎異抄』は、聖人の発せられたお言葉がそのまま書かれた(部分を持つ)唯一の書であると思われます。)

一読に値する本だと思います。

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