お内仏報恩講の日程
例年この時期にお内仏の報恩講をしております。
今年は諸般の事情により、少し時期を後にさせていただきます。
日時が決まりましたら、またお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
例年この時期にお内仏の報恩講をしております。
今年は諸般の事情により、少し時期を後にさせていただきます。
日時が決まりましたら、またお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
今日は鏡餅と「證誠」をお分けいたしました。
村国周辺は年番さん、その他の地域を私が配りました。
越前市や福井市のお同行の元に届けるのですが、ほぼ一日がかり。
ラジオでかがみには二つの字があると。
一つは鏡。うつす道具のこと。
もうひとつは鑑。これは手本といった意味。
「経教は鏡なり」という善導大師のおことばがありますが、お経が私たちの有り様をうつすと行ったところでしょうか。
お経は手本と言うよりは私たちの有り様を知らしめてくれる鏡なのでしょう。
本日午前中は村国の真宗四か寺の御年頭まわりでした。
村国やその周辺のお家をまわり、御年頭のご挨拶をするのですが、多くの方とご挨拶をかわさせていただきました。
去年はヒザが悪かったので、不参加でしたので、久しぶりの参加です。
皆様本年もよろしくお願いいたします。
元日の今日、たくさんのご参詣ありがとうございました。
本来なら旧年中に寺に届き、お正月のお参りの時に配布いたします「證誠」が、遅れて届き、配布が間に合いませんでした。
途中からの配布では、行き違いがあるのではないかと思い、鏡餅をお配りする際に配布させていただくことに致しました。
今回は、おもに750回忌に関連する記事が多く掲載されています。お手元に届きましたら、ぜひお読みください。
私の文章も載っております。(御遠忌には関係ありませんが…)
「オネガイダカラ」
正善寺住職 藤堂尚夫
オネガイダカラ スグキテオクレヨ(池山栄吉)
池山栄吉先生の右のことばが、とても気になっています。このことばは「一心正念直来」(『浄土文類聚鈔』や『三心料簡および御法語』などに見えます。)というおことばを池山先生が独自に言い直されたもの。漢文の「一心正念直来」は非常にありがたい阿弥陀様のおことばですが、このままだと何か硬い感じがして、なかなか親しみが持てないように思います。
なんぢ、一心に正念して直ちに来たれ、我よくなんぢを護らん。すべて水火の難に堕せんことを畏れざれ (『浄土文類聚鈔』書き下し文)
阿弥陀様が、「一心に念仏して、すぐに私の所へ来なさい。そうすれば、私はあなたを護ろう。水や火におちることを畏れずにやって来なさい。」とおっしゃっているのです。
「オネガイダカラ スグキテオクレヨ」 阿弥陀様が私たちにかけられた願いの切実さを、余すところなく伝えることばだと感じ入る次第です。
新年あけましておめでとうございます。
今年も除夜の鐘を聞きつつ、本堂で12時より正信偈のお勤め。
参詣の方々にご挨拶。
お勤めをしている間にお参りになられたお方とは、ちゃんとご挨拶ができませんでした。失礼いたしました。
村国は他のお寺や神社をまわられる方が多いので、新年と共にお参りいただく方、日中にお参りいただく方と様々です。
五月雨式でおいでになるので、もしかすると気づかず、ご挨拶できないこともあると存じます。失礼の段ご寛恕を。
多くの方と新年のご挨拶を交わしますと、新しい年を迎えたのだという感覚になってきます。
お正月はめでたいものですが、一休宗純は正月に杖の頭にどくろをしつらえ、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたということです。
正月は、冥途の旅の一里塚
めでたくもあり、めでたくもなし
という歌を詠んだと言われております。
「冥途の旅の一里塚」と言われるその中には、刻一刻と死が近づいているという認識が潜んでいるのでしょう。生の実相と言ってもよいかもしれません。
そんなことを頭に浮かべつつ、正月を迎えた次第です。
今日は12月30日
今年もあとわずかです。
年忌の繰り出しを作っていると
懐かしい名前が出てきて
思いにふけることしばし。
除夜の鐘をつきたい方は
明日11時45分頃からつき始めます。
新年の訪れと共に
読経(修正会) 正信偈をあげます。
昨日、年番の方々にお寺の雪囲いを設置していただきました。
本堂前の雪割りができると、いよいよ冬だなという感じが致します。
今年の雪はどうなのでしょう。
以前と比べ、雪の量は減っておりますが、本堂屋根から落ちる雪のドドドドッという大きな音は大変な迫力です。雪割りの必要を感じる瞬間です。
今年はどれくらいあの音を聞くのでしょうか。
午後には初穂料・正善寺の護持金を集めさせていただきました。たくさんの御懇志ありがたく思う次第です。
年番の方々、ありがとうございました。
仁愛高校での川村妙慶さんのご講演、妙慶さんらしくわかりやすく心に残るお話でした。後半のご自分の歩みを語られる段はいつ聞いても心動かされるものでした。
妙慶さんが、ご自分のブログでそのことに触れておられます。ご覧ください。
講演もそうですが、講演後東京に向かわれるまでの間、食事をご一緒させていただきました。妙慶さんの多岐にわたる話題に興味は尽きることなく、楽しい時間を過ごさせていただきました。
ブログに書かれている東京の「法然と親鸞展」の話題も出ており、(私はいけませんでしたが)ふだんとはまた別の、真宗の広がりを感じさせていただいた時間でありました。