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2012年3月20日 (火)

彼岸会 

正善寺の彼岸会が無事終わりました。

たくさんの方にお参りいただき本当にありがとうございます。

暑さ寒さも彼岸までと申しますのに、ストーブ使用で始まって、追加のストーブを出すことになるくらいの寒さ。

寒い中で、熱心な読経・御聴聞、本当にありがとうございます。

ご法話は、寺報や施本を使いながら、浄土真宗においての彼岸の意味を阿弥陀様の本願と結びつけながらお話しさせていただきました。

お彼岸は23日まで続きます。

法会に合うことのできなかった方も、それぞれの方法で、(お内仏の前で、本堂に入られてご本尊の前で等々)仏様との出会いをしてくださるようにお願いいたします。

2012年3月19日 (月)

お彼岸(2)

浄土真宗のお彼岸の受け止め方をご説明いたします。

浄土教の流れの中での「彼岸」

 また浄土教では、阿弥陀様がお作りになられたお浄土は、西の方にあると信じられています(西方浄土)。
 お彼岸のお中日、春分・秋分の日は太陽が真東から登り真西へ沈みます。日が沈む西には、極楽浄土があります。その極楽浄土を雑念を払ってイメージする「日想観」という修行に最適であると中国の善導大師はお教えになりました。(善導大師は「正信偈」に「善導独明仏正意」=善導大師はただ独りお釈迦様の本当の御意図を明らかにされた と言われています。)その善導大師の教えによって、浄土教を信ずる人たちは、浄土を慕って西方を拝むことを大切にしました。

浄土真宗のお彼岸

 私たちの浄土真宗では、古くから本山を始め各寺院で彼岸会が行われてきました。(たとえば本願寺の第三代覚如聖人がその著書「改邪抄」で、彼岸会のことに触れておられます。)しかし、春と秋の彼岸に念仏修行に励むことを意図しているわけではありません。他力=阿弥陀様のお力によって救われていると信じる真宗門徒は、彼岸会を機縁とし、仏徳(阿弥陀様の徳)を讃え、普段からの聞法(教えを聞くこと)と信心を確認することを大切にしてきたのです。

 現在の浄土真宗のお寺でも彼岸会は行われます。
 私たちは、お彼岸に特別な仏道修行をする訳ではありません。西を向いて浄土を拝む「日想観」をするのでもありません。

 真宗門徒として、お彼岸に私たちがすることは、ご家庭ではお内仏(お仏壇)をきれいに掃除して打敷(うちしき)やお花やお供えなどをしていつもの通りのお参りをします。
 お墓参りも通常通り。特別なことはしません。
 それは亡き人の供養のためではなく、亡き人がご縁となってお墓やお内仏やお寺へお参りして「私に」念仏を唱えさせてくれて、法話を聞かせてくれる。そうして亡き人のお導きによって「私が」仏法に出遇わせていただく。そんな仏様と出遇う機会の一つとして、大切に迎えていただければよいと思います。

本山證誠寺では本日より彼岸会を行います。

3月19日(月)から3月21日(水) 毎日午後2時より

正善寺では次のように彼岸会を行います。

3月20日(火)午前10時より

正信偈のお勤め・法話

尼講も兼ねております。施本も用意しております。

皆様どうぞお参りください。

2012年3月18日 (日)

お彼岸

お彼岸になりました。

お彼岸について、少し説明いたします。

お彼岸は春と秋の一年に二回

 お彼岸は、春と秋の二回あります。春は春分の日、秋は秋分の日をお彼岸のお中日とし、お中日とその前後三日間、合わせて一週間をお彼岸とします。
 お彼岸という風習は、インドや中国にはない日本独自のものです。始まりは聖徳太子の時代。朝廷の宮中行事から次第に民間へ広まっていったといわれています。
 この時期、各仏教寺院では彼岸会(ひがんえ)の法要を行い、各家庭ではお彼岸のお参りやお墓参りなどが行われてきました。

迷いの「此岸」から理想の「彼岸」へ

私たちは、ともすると「彼岸」をこの世とは別の「あの世」というイメージで捉えがちです。しかし、本来はそういう別世界を意味するのではありません。
 迷いと苦しみの中で生き死にする私たちの在り方を「此岸(しがん)」と言います。その迷いと苦しみから解放された仏教の理想の境地を「彼岸」と表現しているのです。
 彼岸会は季節的に過ごしやすい春と秋の時期、仏道修行に励んで理想の境地に到ることを目指して行われてきた仏事でした。(「お彼岸」のことを「到彼岸」と言うのはこのためです。)

本山證誠寺では明日より彼岸会を行います。

3月19日(月)から3月21日(水) 毎日午後2時より

正善寺では次のように彼岸会を行います。

3月20日(火)午前10時より

正信偈のお勤め・法話

尼講も兼ねております。施本も用意しております。

皆様どうぞお参りください。

2012年3月16日 (金)

お彼岸

明日3月17日は彼岸の入りです。

お彼岸です。

3月20日(火)午前10時から 彼岸会を執り行いますので、是非お参りください。

この日、この時間は無理という方、お墓参りをされました折には、ご本尊にも手をお合わせくださいね。

お待ちしております。

2012年3月10日 (土)

彼岸会のご案内

彼岸会のご案内を作成し、有縁の皆様のお手元へお届けしております。

彼岸会(尼講をかねて)

3月20日(火) 午前10時より

正信偈のお勤め 法話

皆様どうぞお参りください。

2012年2月 5日 (日)

お内仏報恩講終了

お内仏の報恩講が無事終了。

正信偈のお勤め 御伝鈔拝読(上巻 第1段~第3段) お齋

皆様と一緒に、お内仏の報恩講をお勤めし、親鸞聖人に思いを致すことができました。

お参りどうもありがとうございました。

お講結びの日程も決まりました。

お講結び

2月26日(日) 午後6時

正信偈のお勤め 住職法話 お齋

新しいお仲間も大歓迎です。

ご一緒に真宗のお話をしませんか?(お茶やお菓子もあります)

お講結びのお齋はお弁当をとりますので、新しくご参加の方は事前にご一報をお願いいたします。

本日 お内仏報恩講

かねてからお知らせいたしておりましたようにお内仏の報恩講を致します。

お内仏報恩講

本日2月5日(日) 午前10時30分より お内仏間にて

正信偈のお勤め 御伝鈔拝読

2012年2月 4日 (土)

お内仏報恩講

お内仏の報恩講を明日(2月5日(日))午前10時半より行います。

よろしくお参りください。

2012年1月28日 (土)

お内仏報恩講

雪のため延期を致しましたお内仏の報恩講を次のように致します。

お内仏報恩講

2月5日(日) 10時30分より お内仏間にて

正信偈 御伝鈔拝読

2回延期することとなり、報恩講としては時節が遅くなってしまいました…

どうぞお参りください。

2012年1月26日 (木)

お内仏報恩講

お内仏の報恩講を28日に予定しておりましたが、

しばらく雪が続くようですので、延期させていただきます。

詳細は決まり次第お知らせいたします。

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