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2009年12月15日 (火)

無根拠の信

『ひろさちやのほどほど人生論』(「日刊県民福井」)は「無根拠の愛」という題。

その最後の一節を書き写してみましょう。

 信ずるということ、また愛するということは、無根拠のものでなければなりません。

理由も根拠もなしに、「ただ愛する」「ただ信じる」というのが、本当の愛であり、信なのです。

親鸞聖人は「絶対他力」といわれました。

「信心」に重きを置かれました。

私たちは、阿弥陀様を「ただ信じる」、これが大切なのではないでしょうか。

詳しくは、ひろさちやさんの文章をお読みいただきたいと思いますが、根拠や理由のある「信」は、何か見返りを求め、私の思い通りになってほしいという心からのものです。

真宗の信心は、「如来より賜りたる信心」。

自分が信じようと思って、理由や根拠を求めて信じるのではないのです。

阿弥陀様からいただいた信心なのです。

「ただたのむ」ということなのです。

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