善鸞上人
少し古い話題ですが9日「日刊県民福井」の「親鸞をたどる 7」は「善鸞上人御影」を紹介。
「親鸞展」のところでも触れましたが、本山證誠寺蔵のものです。
善鸞義絶(この真偽も諸説があるようです)が伝えられ、善鸞上人についてはわからないことも多く、評価が難しいのですが、前にも書きましたように当派にとっては、山元の章にありましたように当地で布教にあたられたというご縁のあるお方。
親鸞聖人が、ご自分の代わりに東国にご派遣なされたことからすれば、信任も厚かったはずです。(義絶が真実であれば、その信任を裏切ったことになるかもしれませんが。)
「今回の「親鸞展」で、唯一、福井から出品されている寺宝」だそうですから、義絶のことだけを取り上げるのではなく、(もっとも、諸説があり、研究が進められている旨の記述はあるが、)この御影が福井にあることのご縁も説明してほしかったと思います。出雲路派本山豪摂寺さん(越前市)も善鸞上人にご縁のあるお寺だそうですし・・・
正善寺の永代経のご案内です。有縁の方には本日(一部昨日)ご案内を発送いたします。
永代経
11月23日(火)
日中 午前10時より(内勤め)
勤行 仏説阿弥陀経
逮夜 午後3時より(村国山元派寺院結集)
勤行 仏説観無量寿経
説教 住職
どうぞお参りください。
施本として、以前紹介いたしました「ようこそお寺へ」(転法輪有花著)をご用意いたします。是非お読みいただき、お寺に親しみと持っていただきたいと存じます。
手違いにより、施本はありません。すみません。
善鸞上人御影、「本願寺展」の図録、並びに『證誠寺史』を通して拝見させていただきましたが、親鸞さまと本当によく似ておられますね。
江戸時代のものでしたでしょうか、それまで親鸞さまと善鸞さまが良く似ておられたという言い伝えもあったのかもしれませんね。
さて、3日に報恩講をされたばっかりなのに、もう永代経がお勤めされるのですね。
11月は大変お忙しいようですが、どうぞご自愛ください。
投稿: saihoji | 2010年11月13日 (土) 18:57
そうですね。江戸期のものでしょうから、ある程度親鸞聖人をモデルにされているのかもしれませんね。
『證誠寺史』をお読みいただいたのですか?ありがとうございます。
十一月は報恩講、永代経、本山の御正忌報恩講と門徒さんの報恩講があります。
本山の御正忌は十二月に勤めていたものが十一月になったので、ちょっとこの変更には??? なかなか出勤できなくなりました。なぜか門徒さんの報恩講も、以前は十二月が多かったのが、十一月になってきましたので、ちょっと辛いです。(苦)北陸は十二月は寒くて雪になりますから、お気持ちはわかるのですが・・・
お心遣い、有り難く存じます。
投稿: 住職 | 2010年11月13日 (土) 20:04