霊園経営 寺の役割(6)
寺院経営という面では、霊園経営とか納骨堂の建設とかの問題は出てくるのだろうが、お墓のことをあまり云々したくはないという気持ちが私にはある。
お墓というものの存在が、真宗的には位置づけがよく分からないところがあるからだ。
たぶん、真宗の教えのなかには、お墓がなくてはならないものだといった意識はないと思う。
お墓が全くないという地域があり、それこそ真宗の教えにかなっているという言説を見た記憶もある。
この問題については、考えを表明する立場にはなさそうである。
ただ、これからお墓を建てる人(真宗門徒の方)には、「南無阿弥陀仏」または「倶会一処」と、正面に揮毫されたお墓を作っていただきたいとは思う。
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