絵解き
かねてから龍谷ミュージアムでの絵解きの展示に心惹かれていましたが、一昨日エイヤッという感じで、京都へ向かいました。
まずは「絵伝解説と絵解き実演」
本派の御講師が、親鸞聖人の御絵伝を解説。
司会の方も御講師を「パワーポイントの使い手」と評しておられましたが、本当にわかりやすいプレゼンでした。
パワポのファイルをお借りしたいなあ、などと思いつつ、聞き入りました。
本派のものと山元派の御絵伝とは多少違うところもありますが、今回お話しいただいたところは、ほぼ同じ。
寺の余間に絵伝をお掛けいたしますが、これほど詳細には見ていなかったなあと、ありがたい機会と喜びました。
次は御絵伝を掛けての実演。富山井波別院瑞泉寺で行われている「聖徳太子絵伝」の絵解き。竹部俊恵師。
井波別院は、立派な太子堂のあるお寺。7月には太子伝会が行われ、そこで絵解きをされるそうです。
今回は太子2歳のところの絵解き。
南無佛の像は時々拝見いたしますが、このおいわれをお聞きすることができました。
教えとしての語りのすばらしさはもちろんですが、一種芸能とも言える語りのすばらしさは、感銘深いものでした。掛けられた御絵伝も美しく、ありがたいご縁と思います。
太子伝会に一度お遇いしたいなあと。
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