2013年7月 7日 (日)

死の体験と安心して看取って見送るワークショップ

長慶寺さんで泰円澄さんのワークショップ「死の体験と安心して看取って見送るワークショップ」に参加。

以前死に関するワークショップに参加したことがあるが、非常にすばらしいものだった。

今回は、死の体験とともに「看取り」「見送り」という要素が付け加わり、また違った意味でいい体験であった。

実際に死ぬことは一度しかできないが、死について考え、意識することは、辛い部分もあるが、重要なことであると思える。

今回は、読経があったり、自分の大切なものを捨てながらも、それを「看取り」「見送る」というワークがあり、仏教的なところへの踏み込みが大きかったように思う。

自分の捨てたものを、納棺し、読経とともに見送るというのは、これまでに経験したことのないものを感じる機会となった。

今まで、触れることがタブーとされ、いつの間にか私たちから遠ざけられる形になってきた「死」との関わり方は、広く認識され直さなければいけないと感じる。

そして仏教者として、人の「死」にどう関わるのかということは、大きな課題として私たちの目の前に現れてきているものだと思う。

2013年7月 3日 (水)

諸行無常ズワークショップ その後

正善寺では、住職は風邪で前日に点滴。当日はボーッとしていましたし、適当な写真の撮り手がいませんでした。

きちんとした記録をとっておかなかったことが悔やまれます。

しかし、ほかのお寺や諸行無常ズさんの方では、すばらしい記録を残しておられます。

人のふんどしで・・・という感じもなくはありませんが、興味をお持ちの方は、次のところで、記録をどうぞ。

諸行無常ズ ワークショップ北陸ツアー2013 

善興寺さんのブログは内容の記録が、とても詳細です。

善巧寺さんのHP 写真がたくさんあります。

恩栄寺さんのHP HPにはまだアップされていないようですが、副住職さんが当日の写真をたくさん撮っておられるので、きれいな写真が見られることと思います。要チェック。→ワークショップの写真がアップされています。こちら

正善寺は、この前のブログ掲載分程度しかありません。写真の勉強をした方が良さそうだと・・・・

このほかにも、関連するものがあるかとは思いますが、とりあえず。(あったら、ご教示ください。)

ワークショップ後、実は体調がまだ少しすぐれないのですが、五分市さんの仰天講座で黒田師、興宗寺さんの永代経で都呂須師、北陸聞法道場で長田師のお話を拝聴いたしました。

どのお話も、味わい深く、認識を新たにするところ多いお話でした。

真宗では、聴聞第一といわれます。

御聴聞の機会を多く持ちたいものです。

2013年6月30日 (日)

消しゴムはんこ

6月29日(土)は諸行無常ズさんの消しゴムはんこのワークショップでした。

30名以上の方がお集まりになり、諸行無常ズさんのはんこ作りと法話を楽しまれました。

Photo


阿弥陀様のお顔を消しゴムに掘っていただきましたが、

みなさまそれぞれ個性あふれるお顔を作成。

その作品を上のような色紙に。(阿弥陀様のお顔以外のはんこは、諸行無常ズさんが作成)

皆さん、作成に真剣に取り組まれながら、麻田さんの御法話に耳を傾けられたり、

津久井さんのレクチャーに真剣なまなざしで注目されたり。

諸行無常ズのお二人の掛け合いも楽しく、真剣ながらも笑いと笑顔のワークショップとなりました。

2013年6月28日 (金)

尼講

昨日の尼講。

住職が風邪を引き、声が出ない・・・というので、お勤めだけは出ましたが、そのあとは休ませていただきました。

法話は、ピンチヒッター。

「絵ものがたり正信偈」を皆さんで音読。お釈迦様の出世本懐のことと、阿弥陀様の救いについて、メモを読み上げてもらいました。

皆様にご心配をかけ、申し訳ありません。

来月の尼講は7月20日(土)となりました。

明日は諸行無常ズさんのワークショップ。

お待ち申し上げております。

恩栄寺さんにお越しの方へ。駐車場の案内です。

2013年6月27日 (木)

はんこ縁縁

6月29日の諸行無常ズワークショップだんだんと開催日が迫って参りました。

諸行無常ズの麻田さんが「彼岸寺」さんに連載中の「はんこ縁縁 消しゴムはんこのお坊さんが行く」の「第3回 極楽パンチというイベント(2)」が掲載されています。

当日正善寺においでの方、北陸ツアーの他のお寺で参加の方、そして、今回来ることはできないが、興味はあるという方、もちろん、そうではない方も、一度読んでみられてはいかがでしょうか。

いろいろなイベントに関わっておられる麻田さんの思いが伝わってきます。

「見えなくなっているつながりを可視化していく作業が僧侶や寺院が初すべき役割」

というあたり、私には感銘深くありました。

当日、麻田さんと津久井さんにお目にかかるのが楽しみです。

正善寺からのお知らせ

6月尼講 6月27日(木) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 6月29日(土) 午前九時半より

2013年6月26日 (水)

消しゴムはんこワークショップ 地図

いよいよ諸行無常ズさんの消しゴムはんこ×仏教のワークショップが迫ってきました。

正善寺会場は6月29日(土)午前9時30分から正午まで。

開始30分前から受付を始める予定です。

お車でおいでの方もおいでかと思いますが、正善寺の前の道は車一台通るのがやっと。道に駐車されると、通行が滞ります。

すみませんが少し離れた武生高校前を通る県道沿いに駐車場がありますので、そこに車をお置きになり、そこから徒歩で正善寺においでください。

参加を申し込まれた方々には、諸行無常ズさんの方から地図が送られているかと思いますが、こちらにも地図を掲載しておきます。

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駐車場の前(県道側)には、掲示板が設置されております。それを目印にしていただけば、おわかりになるのではないでしょうか。

また、県道側から見て、住宅の後ろ側は正善寺の駐車場ではありませんので、ご注意お願いいたします。

正善寺からのお知らせ

6月尼講 6月27日(木) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 6月29日(土)午前9時30分より


2013年6月23日 (日)

絵ものがたり正信偈 その2

浄徳寺さん永代経でのお取り次ぎ。

再び「絵ものがたり正信偈」を読ませていただく。

今回は、前振りでの永代経の意味を少し長く詳しく。

「真宗では供養とはいわないですよ。永代経は永代供養のためではないのですよ」

というと、ここに反応される方が何人か。

供養という言葉やお墓についても一言。

そのあとは、「絵ものがたり正信偈」を音読し、説明を兼ねてお話。

この御本は、こちらがお伝えしたいことをちりばめてくれているのかもしれないと思えてくるように、やさしく感性豊かな言葉で正信偈のお心を表現してくださっている。

皆様とともに音読すると、お話をするこちらの方が、高揚してくる感じがある。

よい本と巡り会い、こういうふうにお話しさせていただく機会に巡り会ったご縁に感謝したく思うところ。

2013年6月22日 (土)

暁天講座

私の目に入った暁天講座をお知らせいたします。

五分市のご本山(出雲路派) 毫摂寺さんの暁天講座 

■ 期日 7月1日(月)、7月2日(火)の2日間
■ 時間 午前6:00 ~ 午前7:00(2日とも)
■ 会場 本山 御影堂
■ ご講題と講師
□ 7月1日(月)
講題:「一色一光」
講師:黒田昌英 師
□ 7月2日(火)
講題:「光の中に生かされて」
講師:禿氏朝子 師

鯖江のご本山(誠照寺派)のご本山 誠照寺さんの暁天講座

7月18日(木) 
       講師 牧野豊丸師(福井市 大谷派 託願寺住職)
       講題「たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ」
7月19日(金) 
       講師 里見淳英師(鯖江市 本願寺派 正覚寺住職)
       講題「ただ念仏して」
7月20日(土) 
       講師 中村祐順師(福井市 本願寺福井別院 輪番)
       講題「仏様の心をいただく」
       (各日とも 午前6:00~7:00) 於: 御影堂

夏は学びの時期ですね。

エンディングノート

長慶寺さんで「エンディングノート」を見る。

がん告知を受けた主人公が、終活にいそしみ、やがて死を迎える。

会社生活で、段取りを大切にした主人公は、自分の死に向けて、積極的に死と向き合う。

「よく死ぬことはよく生きること」という言葉もあるが、見事な死に様といってよいのかもしれず、それはとりもなおさずよく生きたということになるのだろう。

私たちは、自分の死も他人の死も、できるだけ避けて、見ないようにしているのかもしれない。

最近、終活はよく聞く言葉となったが、ある意味、生き方を真剣に考える人が多くなったということなのだろう。

特に印象に残ったのは、死を迎える主人公を、家族が取り巻き、積極的に看取っているところだった。

視聴後のディスカッションも、それぞれの思いを深め、思いを語る、意義深いものであった。

正善寺からのお知らせ

6月尼講 6月27日(木) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 6月29日(土)午前9時30分より

明日(6月23日(日)) 浄徳寺さんの永代経でお取り次ぎをいたします。(逮夜)

どうぞお参りください。

2013年6月17日 (月)

永代経終了

昨日は永代経が無事つとまりました。

日中は内勤めで阿弥陀経。

逮夜は、村国の山元派のお寺様もご出勤で大経(無量寿経)をつとめました。

法話は日中逮夜とも住職でした。

御著者から音読会用としてお借りした『絵ものがたり 正信偈』を使って。

日中は永代経の意味を話したあと、一冊全部皆さんと音読。そこから阿弥陀様が光といのちの仏様であることをお伝えいたしました。

法話としては、すこし音読の時間が長い感じがいたしましたので、逮夜はほぼ同内容でしたが、前半部分を皆様と音読。そこから阿弥陀様が光といのちの仏様であること・称名念仏の意味をお話しいたしました。

たくさんのお参り、本当にありがとうございます。

正善寺からのお知らせ

6月尼講 6月27日(木) 午後7時より

諸行無常ズワークショップ 6月29日(土) 午前9時30分より

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